【フクブロ〜福祉を楽しむブログ〜の運営者】
【今日のテーマ】
みなさん今日も福祉のお仕事楽しめましたか?
一般的に子育てや療育(支援)の中で「叱るよりも褒めましょう」のようなことを皆さん一度は耳にしたことがあると思います。
そこで業務の中で「よし褒めるぞ!!叱らない叱らない」と実践してみた結果、子ども達にめちゃくちゃ「舐められて」しまい
「やっぱり叱らなきゃ」と方針を変えるが叱っても叱ってもその時だけ改善するが続かないといった状態におちいり支援者としての自信を失ってしまった経験ありませんか?
実は「褒めること」も「叱ることも」支援の中ではどちらも大切なことなのですが
それだけではほとんどの場合うまく行きません。
「褒める」「叱る」を行う前に必ず必要な支援が実はあります。
今日はそのお話です。
大人の場合で考えた時に例えば、、
今日初出勤の職場で朝初対面の上司から
●褒め
「Aさんはすごく頑張り屋さんだから期待してるよ」と褒められたらどう感じますか?
●叱る
「Aさん!!もっと頑張ってもらわないと困るよ」と叱られたらどう感じますか?
褒められるのはもしかしたら人にもよるかもしれませんが、ほとんどの場合
褒められても、叱られても
「この人さっき会ったばっかりで私の何を知ってるん?」
「この人適当なこと言う人なんかな?信用できない」
と思いませんか?
今日初出勤の職場で朝初対面の上司から
●褒め
「Aさんはすごく頑張り屋さんだから期待してるよ」と褒められたらどう感じますか?
●叱る
「Aさん!!もっと頑張ってもらわないと困るよ」と叱られたらどう感じますか?
褒められるのはもしかしたら人にもよるかもしれませんが、ほとんどの場合
褒められても、叱られても
「この人さっき会ったばっかりで私の何を知ってるん?」
「この人適当なこと言う人なんかな?信用できない」
と思いませんか?
大人の世界ではほとんど上記のようなケースはないと思いますが、意外と支援の中では同じような状況が発生したりします。
支援者が「褒めること」「叱ること」の行為だけに意識を向けてしまうと発生する事故のようなものです。
支援者が「褒めること」「叱ること」の行為だけに意識を向けてしまうと発生する事故のようなものです。
褒めるにも叱るにも前提として「受け入れる」ことが必要です。
しかも、スタッフとお子さんが「相互に受け入れる」ことが大切です。
●受け入れる手順
①特定のスタッフとの関係性
いきなりスタッフ全員とお子さんが「相互に受け入れる」というのは物理的に難しいので、まずはスタッフの中でキーパーソンになるスタッフを作ります。
初めは安易に褒めたり叱ったりせずに、お子さんの近くに居たり、話す言葉にしっかりと「聞いているよ」の反応を示してあげてください。
②お子さんの活動に興味を示す
まだ、褒めも叱ることも封印します。(我慢してください。笑)
次にお子さんが興味のある活動や趣味に全力でスタッフも興味を示してください。
それがどんな内容でも否定せずに興味を示してください。
この時期にお試し行動を発動して困らせるような活動や行動をするお子さんもいますが、否定せずに全力で興味を示してください。
「この大人ガチで自分を理解しようとしてるな」とお子さんに感じてもらってください。
③スタッフの要望も伝えていく→感謝する
お子さんからスタッフへのコミュニケーションが増えてきた頃に少しずつ「スタッフからの要望」を伝えていってください。
ポイントとしては「お子さんが使った物を片付けて欲しい」のような注意する感じの要望からスタートすると積み重ねてきた信頼が破綻しやすいので「そこのボールペンとって」みたいなスタッフのお願いを聞いてもらうくらいの方がいいです。
スタッフの要望を聞いてくれた時は「全力で感謝してください」(まだ褒めない)
「ありがとう助かったよ!!」です。
④③を一定の期間繰り返す関係になると褒めても叱ってもまぁ大丈夫
・この大人自分のことを本気で理解しようとしてくれてるな
・この大人のために自分が要望を聞いてあげてもいいかな
・この大人とは一緒に過ごしても大丈夫かな。一緒にいたいな
この3つをお子さんが感じるようになると褒めたり叱ったりしても受け入れてくれるようになってきます。
しかも、スタッフとお子さんが「相互に受け入れる」ことが大切です。
●受け入れる手順
①特定のスタッフとの関係性
いきなりスタッフ全員とお子さんが「相互に受け入れる」というのは物理的に難しいので、まずはスタッフの中でキーパーソンになるスタッフを作ります。
初めは安易に褒めたり叱ったりせずに、お子さんの近くに居たり、話す言葉にしっかりと「聞いているよ」の反応を示してあげてください。
②お子さんの活動に興味を示す
まだ、褒めも叱ることも封印します。(我慢してください。笑)
次にお子さんが興味のある活動や趣味に全力でスタッフも興味を示してください。
それがどんな内容でも否定せずに興味を示してください。
この時期にお試し行動を発動して困らせるような活動や行動をするお子さんもいますが、否定せずに全力で興味を示してください。
「この大人ガチで自分を理解しようとしてるな」とお子さんに感じてもらってください。
③スタッフの要望も伝えていく→感謝する
お子さんからスタッフへのコミュニケーションが増えてきた頃に少しずつ「スタッフからの要望」を伝えていってください。
ポイントとしては「お子さんが使った物を片付けて欲しい」のような注意する感じの要望からスタートすると積み重ねてきた信頼が破綻しやすいので「そこのボールペンとって」みたいなスタッフのお願いを聞いてもらうくらいの方がいいです。
スタッフの要望を聞いてくれた時は「全力で感謝してください」(まだ褒めない)
「ありがとう助かったよ!!」です。
④③を一定の期間繰り返す関係になると褒めても叱ってもまぁ大丈夫
・この大人自分のことを本気で理解しようとしてくれてるな
・この大人のために自分が要望を聞いてあげてもいいかな
・この大人とは一緒に過ごしても大丈夫かな。一緒にいたいな
この3つをお子さんが感じるようになると褒めたり叱ったりしても受け入れてくれるようになってきます。
まず、スタッフの中で一人キーパーソンが①〜④の過程をクリアできると、お子さん達は「この人信頼できる」から「この施設信頼できる」に気持ちが切り替わって行きやすくなります。
褒めると叱るの比率は999対1が最適だと思います。
大切なのは褒めるのも叱るのも「全力」で行ってください。
中途半端な「褒め」「叱る」はせっかく築いた信頼関係をすり減らして行きます。
よく、10分に1回くらい叱っている支援者さんいらっしゃると思いますが、慣れてBGM化してしまいます。
6ヶ月に1回くらいスポ根漫画くらい端的に本気で叱ることが大切(暴力はダメですよ。)
逆に褒めるのは10分に1回くらいでもOK(もっとでもOK)
大切なのは褒めるのも叱るのも「全力」で行ってください。
中途半端な「褒め」「叱る」はせっかく築いた信頼関係をすり減らして行きます。
よく、10分に1回くらい叱っている支援者さんいらっしゃると思いますが、慣れてBGM化してしまいます。
6ヶ月に1回くらいスポ根漫画くらい端的に本気で叱ることが大切(暴力はダメですよ。)
逆に褒めるのは10分に1回くらいでもOK(もっとでもOK)
中学生や高校生のお子さんに対しては、徐々に「褒める」から「感謝する」に移行する方がいいです。
お子さん達が数年後に社会人になることを想定すると
「褒めてもらう」よりは「感謝される」方が「仕事をした時の達成感」に近い感じがします。
「誰かの役に立つ活動」があるから仕事が生まれるんですよね。
お子さんが「感謝されること」に喜びを覚えるとその経験から「仕事すること」への興味に繋がります。
お子さん達が数年後に社会人になることを想定すると
「褒めてもらう」よりは「感謝される」方が「仕事をした時の達成感」に近い感じがします。
「誰かの役に立つ活動」があるから仕事が生まれるんですよね。
お子さんが「感謝されること」に喜びを覚えるとその経験から「仕事すること」への興味に繋がります。
今日は 「褒めるより叱るより大切な「受け入れる」を上手になろう!!」でした
今日はここまでです☺️
ではでは!!
ではでは!!