【フクブロ〜福祉を楽しむブログ〜の運営者】
【今日のテーマ】
みなさん今日も福祉のお仕事楽しめましたか?
今日は今日は思春期のお子さんを持つ保護者様向けの記事を書いていこうと思います。
要約としては「お父さんもお母さんも頑張らなくていいよ」です。
私は運営している放課後等デイサービスは中学生高校生だけが利用できます。すなわち全員「思春期」で「反抗期ど真ん中」のお子さんも少なくありません。
保護者さんから毎日のようにこのようなお悩みを相談されます
「うちの子が最近イライラしていて人が変わったよう」
「注意するとどんどん怒りがエスカレートしてしまう」
自分の子どもなのに何を考えているのか理解ができない!!
多くの保護者さんはこのように感じるようです。
でも、実はお子さんのことを理解できていないと感じるのは保護者さんだけではありません。
そう、お子さん自身も思春期の時期には「自分のことが理解できずに苦しんでいます」
みなさん自分の思春期の時を思い出してください。
親に注意されるほど腹が立つことってなかったですよね。
自分自身のことがわからなくて苦しんでいる時に、親から注意されると
今まではいつでも自分の味方だった両親が急に敵になったような印象を受ける感じでしょうか?
親は子どものことを理解しようと必死なのですが、、
この時期に大切なのは
実は「思い切って育児を頑張らないこと」です。
なんとなく、理解しようと近づこうとすればするほど遠くに行ってしまうのがこの「思春期」の時期です。
それは、家庭以外にお子さんの居場所を確保することだと考えています。
・学校
・クラブ活動
・習い事
・放課後等デイサービス
など、お子さんが反抗期の時期は意外と、家族以外には素直になれる場合があります。
私が運営している放課後等デイサービスでもよくお子さんからこんな話を聞くことがあるんですよ。
「お母さんと喧嘩しているけど、ほんとは大好きなんだよね」
「自分がなんでイライラしているのかわからなくてすごく不安」
実はお子さん達はSOSを家族には素直に出せていないだけで、自分が素直になれる場所を探しています。
今の時期は、保護者様は「頑張らないことを頑張る」時期だと思っていただいてもいいかもしれません。(これがなかなか難しいんですが、、笑)
また、障がい特性をお持ちのお子さんに関しては周りと自分の違いがよくわかってくる時期なので、かなり心に負担がかかる時期でもあります。
「お子さんの居場所を作る」これは思春期に入ってからでは少し受け入れがたいお子さんもいらっしゃるので早めに見つけておくことをお勧めします。
うつ病や強迫性障害(その他にもあります)が挙げられます。
自分の不安を発散できなかったり、相談する相手がいないこともストレスをため込む要因になるかと思います。
特に思春期には急に家族に素直になれないなどの心理的変化のため、不安やストレスを伝える相手がいなくなる危険性があります。
「家庭以外の居場所」を作ることは、家族以外にも不安等の相談ができることにつながるのでこの二次障害を予防する目的としてもとても有効な手段なのではないかと考えています。
できれば学校・家庭以外のサードプレイス(3つ目の居場所)を見つけておいた方がいいのではないかと思います。
今日は 思春期のお子さんについての内容で「お父さんもお母さんも頑張らなくていいよの話」でした
ではでは!!